日本のお笑い界には多種多様な背景を持ったタレントが存在しますが、中でも際立つ経歴を持つのが吉本興業所属のナイチンゲールダンスの中野なかるてぃんさん。
江戸時代から7代続く続く医者家系という、由緒ある背景を持ちつつ、彼が選び抜いたのはお笑いの道。
彼の家族とのエピソードや、その信念を深掘りしてみると、彼のお笑いへの情熱の源が見えてくる。
中野家の伝統:医者家系の8代目
中野なかるてぃんさんの家系は、江戸時代から7代続く医者家系で、彼自身も8代目にあたります。
浮世絵にもなっている先祖を持ち、両親、祖父、祖母を始め親戚のほとんどが医者で、弁護士や大学教授、政治家もいるという、まさにエリート一家。
そんな家に生まれたなかるてぃんさんは、一人息子として家業を継ぐプレッシャーを背負っていたことでしょう。
7代にわたる伝統と、そこに込められた家族の期待。
しかし、中野なかるてぃんさんはその伝統を受け継ぐという道を選びませんでした。
彼の選んだのは、人々を笑顔にすることで心を癒す、お笑い芸人という道。
お笑い芸人になった衝撃の経緯
出典:https://natalie.mu/owarai/gallery/news/507334/1961140
実際、笑いは医療現場でストレス軽減や痛みの緩和に役立つとされています。
中野さんは「医者は身体を治すが、芸人は心を治す」との信念を持っていると言います。
中野さんが高校時代に「弁護士になる」と宣言したとき、父親は彼を褒め「自分は医師になるというレールの上を何も考えることなく走ってきた、自分の意思で自分のレールを決められて偉い」と言ったそうです。
その宣言通り進研ゼミだけで名門一橋大学法学部に現役合格。
しかし、その後父親に「お笑い芸人になる」と伝えた時には「そんなレールはない」と一転して戸惑いの声を上げたと言います。
一方、母親は山梨にある自らの病院で、息子を診察するなど、息子思いの面を見せています。
彼は、家族が行ってきた治療と同じくらい、またはそれ以上に、笑いが人々の心に深く作用すると信じています。
医者家系の彼が、お笑いという形で人々の心を癒そうとする背景には、そんな深い確信があるのです。
未来への展望:注目の若手芸人
出典:https://jimbocho-manzaigekijyo.yoshimoto.co.jp/2022/08/830190060.html
陣内智則は中野の家系と学歴に驚き、「これはマジでオファー来る」と評価したほど、中野なかるてぃんさんの存在感は増してきています。
彼のお笑いに対する独自の視点や経験は、新しい風をもたらすことでしょう。
医者家系の重圧を背負いながらも、彼が選んだお笑いの道。
その背後にある彼独自の物語や信念が、彼の芸にさらなる深みや魅力を加えています。
まとめ
ナイチンゲールダンスは医者としての家族の期待と、お笑い芸人としての夢。
その間で揺れ動く中野なかるてぃんさんの心情や、彼のお笑いに込める思いを知ることで、彼の芸にさらなる深みや魅力を感じることができるでしょう。
2023年がお正月からナインティナインのおもしろ荘への出演、ツギクル芸人2023年グランプリ受賞など今後の期待も大きいナイチンゲールダンス。2年連続M1で準決勝まで進んでいるのでさらなる飛躍に目が離せません!
最後までお読み頂きありがとうございます。
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